生きているだけで十分仕合わせだ

今まででハッとしたこと。驚いたこと。生きていくうえで確かなこと。私の息子(昭和60年生まれ)に是非伝えたいことを書いていきます.猫に小判か、みずみずしい類体験か。どうぞ後者でありますように。

健康と運動 ウォーキングと三日坊主 正しい歩き方と正しい歩数

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私は、今夏から歩きはじめました。

健康は心・食事・運動。

このうち私にとって運動不足は明白でしたので、長い間、気になっていました。

最近よく行く居酒屋で、カウンターの隣の席に座った60才前半の男性と話す機会がありました。彼は都心でスポーツ関連の店を開いている自営業者ということでしたが、店に通うのに最寄駅まで18分毎日歩いているということでした。

この話を聞いても、私にはとてもできそうにないことだと思って、駅まで歩くということは打っちゃっていましたが、ひょんなことから、私も彼にならって歩くことにしました。

私が事務所に通うのに彼と最寄駅は同じですが、私の方が駅まではやや遠く、自宅から歩くと24分かかります。はじめは、どうせ三日坊主で終わると思っていましたが、どういうわけか、今のところは続いています。歩き出してから、かれこれ5ヶ月近くになりますか。ただし、雨の日は歩いていません、事務所からの帰りはバスです。

自分でも驚いたのは、朝歩くのがそれほど苦にならないことです。不思議なことです。この調子だと、もしかして、この先も駅まで歩いて事務所に通うのが続くかもしれません。

 

伯父は70才前半から足が弱っていたのですが 

私の伯父は、すでに亡くなってから久しいのですが、若い頃は中小企業の経営者でした。それで、若い頃から会社へは、運転手付の自動車で通っていました。業績が振るわなくなって会社を整理してからは、家でブラブラしていましたが、たしか70才前半からだったと思いますが、足がめっきり弱ってきていました。

私は、伯父は若い頃の運動不足のツケが回ったのだと思いました。

そういうわけで、若い頃の運動不足は、年を取ってから自分に跳ね返ってくると考えていましたから、サラリーマン時代は最寄駅までバス便でしたが、52才で独立して事務所を構えてからは、今日まで20年間ですが、最寄駅までは自転車で往復していました。しかし、それでも私の中では、運動不足が気になっていました。いつかは最寄駅まで自転車ではなく歩いて行こう、と思っていました。

 

正しい歩き方は

まだ駅まで歩き出してから日は浅いのですが、歩いたら歩いたで、今度は歩き方が気になってきます。ネットなどで調べていくと、いろいろ書かれています。

立つ姿勢は背骨をピンと正しく伸ばす。目線はまっすぐ少し先を見る。

これについては立場によって違いはないと思いますが、着地の仕方、体の重心の置き方、膝を曲げる曲げない、足のつま先で地面をける、大きく手を振る等々、考え方が違っています。

このうち、正しい歩き方は、着地の仕方によって大きくわかれるようなので、着地の仕方に焦点を当ててみますと、ひとつには踵(かかと)から地面に着地するというのがあります。西洋式ともいわれ、今、多くの人に受け入れられている歩き方のようですが、膝を伸ばして大またで歩き、足のつま先で地面をしっかり蹴り、腕をしっかり振る、と続きます。

これに対しては、筋肉のない踵から入る刺激は、脊髄を通して脳に伝わり、脳は常に緊張状態にあって、自律神経の乱れの原因になるとし、着地は足裏全体でするのがよいとする考え方があります。踵・小指側(つけ根と指先)、親指側(つけ根と指先)の3点を同時に着地するのがよいとします。そして今までよりも1~2cm高く膝を上げて歩くと自然に足裏全体で着地し、正しい3点歩行ができるとします。

次に足のつま先に近い方で着地し、踵を少し浮かして歩く、なるべく地面につけないように歩く、という考え方があります。

また、体幹を重視する考えから、体重が着地した足にのることが大切で、体の真下に足を着地する、という考え方があります。

以上は正しい歩き方についてですが、1日に歩く歩数については、1日1万歩が理想的といわれてきましたが、これに対しては、ほどほどの運動がよいとして、1日に8,000歩、そのうち中強度歩行(なんとか会話ができる程度の速歩き)が20分、を東京都健康長寿医療センター研究所の青柳章利氏は推奨されます。また時間帯としては、夕方が一番よく、早朝で起きて1時間以内は、人の体は水分がなくなってカラカラの状態であり、血液がドロドロの状態なのでよくないとされます。

 

不思議なことに、朝歩くのは苦になりません

私は、かねがね運動不足には歩くことが一番よいと考えていました。ジョッキングと水泳等々いろいろ考えられますが、人間にとって歩くことは無理のない、もっとも自然な行為だと思うからです。たまたまですが、朝はコップに1~2杯を一気飲みしてから、軽い食事をとって、1時間後に家を出ています。

不思議なことに、朝歩くのは苦になりません。私達が歩きはじめようとするときの参考になるかもしれません。私は、これからも、歩き続けられればよいと考えています。