生きているだけで十分仕合わせだ

今まででハッとしたこと。驚いたこと。生きていくうえで確かなこと。私の息子(昭和60年生まれ)に是非伝えたいことを書いていきます.猫に小判か、みずみずしい類体験か。どうぞ後者でありますように。

友達を怒らせた理由がわからない! 最善対処法は1つ 仲直りしたい女子中学生の悩み解決

2019.4.19更新

 

共通の友達や親しい友達に相談するのもよい。

大人に相談してもよい。

しかし、自分自身が自ら解決していくのが一番大切。

友達を怒らした理由を自分で捜し当てることからスタートするのだ。

捜し当てることができれば問題を解決したのも同然です。

 

目次

 

1.自尊心 

大抵の人は、自分が他人から受けいれられ、また自分の存在を価値あるものと肯定したい願望を意識的、無意識的にもっている。これが自尊心にほかならない・・・(日本大百科全書より)

 

2.人間には仲間が必要

人間は一人では生きていけません。人が幸福と思ったり不幸と思ったりするのは、いろいろありますが、一番は、人との交わりにおいてであると思います。「人が真に幸福感を味わうのは、自分が最も大切に思うまさにその人から自分もまた最も大切にしてもらっていると信じることができる時です(大学時代の恩師、I先生の「あれやこれや」から)

 

3.なぜ友達を怒らせたのか

「自分が最も大切に思っている人から怒られ、そのうえ怒られた理由がわからないというのは大変つらいことです。」

言葉には言い尽くせないつらさがあるでしょう。これは大人にもあることですが、とくに女子中学生の仲の良い友達の間で見られることです。「なんで怒っているの?」と理由を聞いても相手が教えてくれないのであれば、本人は落ち込みます。いくら理由を捜しても思い当たる節がなければ悩んでしまいます。

思い当らなければ、そもそも思い当たらないこと自体に、問題の根源があるかもしれません。自己本位の生き方では、相手を思いやる心がなければ、思い当たるはずがないからです。

 

4.友達と仲直りする方法 

友達と仲直りする方法は、友達が怒っている理由を明らかにして、そのことを申し訳なかったと、心の底から謝ることです。

これが一番の方法だと思います。

友達は、どんなに傷ついているか、その理由をあなたに知って欲しいと思っています。

あなたが友達にしてきたことが、どんなにひどいことだったか、そのひどさに気づいてもらいたいと思っているはずです。

ここが大切です。

つぎに、その上で、ひどいことをしたことを、一つでも二つでも具体的に友達に示すことで、自分は気づいたことを友達に伝え、心の底から謝ることです。そして、今後は、一切ひどいことをしないと約束することです。

あなたが友達にどんなにひどいことをしてきたか、そのひどさに気づけば、あなたは心の底から、謝りたい気持ちになり、その気持ちは必ず友達に通じるはずです。

友達が理由を教えてくれないときは、友達は一回こっきりのことで怒っているのではないでしょう。友達には、長い間に積もり積もったものがあるはずです。

積もり積もったものがマグマとなって噴出したのですから、友達は口も利いてくれないのです。

さて、友達を怒らせたのはそれなりの理由があります。殆んどの場合はあなたの自業自得と言ってよいでしょう。

「人生は蒔いた種どおり」です。ー当ブログ 人生は蒔いた種どおり 2016.10.14参照ー

悪意のなかったこととはいえ・・・と言って自己弁護するのは何おか言わんやです。

友達を怒らしたのは、自分がその原因をつくっているのです。

ここまできて、それなら、友達が怒っている理由を知るにはどうしたらよいのでしょうか。 

 

5.自尊心をキーワードに友達を怒らせた理由を捜す

私は、人を怒らせてしまい、その怒らせた理由がわからないので、大変悩んだことありす。そして人を怒らせた自分自身に嫌悪感を覚えたことがあります。

これではいけないと思って、相手を怒らせた理由を真剣に考えました。はじめのうちは、いくら考えても堂々巡りでさっぱり解りません。

多くの人は、相手を怒らした理由がどうしても解らないという経験をしていると思います。そして解らないまま打っちゃって、そのままうやむやにしてしまうのではないでしょうか。それで時間が経ってから、また同じような経験を繰り返しているのではないでしょうか。

それではいつまで経っても解決しません。

しかし私は真剣に考えていくうちに、もしかして、自分の気のつかないうちに、相手の自尊心を傷つけていたのではないか、ということに行きつきました。そうして考えてみると、それまでなぜ相手を怒らせたのか解らなかったことが、氷が溶けていくように解ってきました。どうやら、相手を怒らせた理由は、自尊心を傷つけたことにある、そう考えたのです。

私の場合は、自尊心をキーワードに探すことで、それまで解らなかった相手の怒った理由が解りました。得心しました。「あっこのことだったのか」と。

考えてみますと、私達が人を怒らせたとき、例えば、約束を反故にしたり、汚い言葉を浴びせたり、理由のはっきりした場合がありますが、突っ込んで考えみますと、こうした場合も、相手の自尊心を傷つけたということに行きつくのではないか、と思うのです。

自尊心をキーワードに、自分の相手に対し行ったことを反省していくと、必ず相手を怒らした理由が解ってくるはずです。

自尊心は人間の存在に関わることです。自分の存在を価値あるものとして肯定したい願望です。これを否定されることは自分の存在を否定されることです。

言われてみれば当然のことかもしれませんが、自尊心を傷つけたのではないか、という観点から、私は相手の怒った理由を探し求め、それが探し求められたことは、私にとって一大発見でした。実に大きな発見でした。

私達は相手の人格を尊重しなければなりません。それができれば相手の自尊心を傷つけることはありません。そしてなお、相手の自尊心を傷つけないように気を配ることを肝に銘じておかなければなりません。