生きているだけで十分仕合わせだ

今まででハッとしたこと。驚いたこと。生きていくうえで確かなこと。私の息子(昭和60年生まれ)に是非伝えたいことを書いていきます.猫に小判か、みずみずしい類体験か。どうぞ後者でありますように。

健康と食事 その2 便秘は病気 健康の1番のバロメーターは快便

その1 肉食は体に悪いのか - その理由を明確にする

その2 便秘は病気 健康の1番のバロメーターは快便

その3 果物と野菜を多く食べる 血液は弱アルカリ性がベスト

その4 これでわかる健康によい食べ物と悪い食べ物の総マトメ

その5 青汁、肉少食、少食、よく噛む - 私の実践法

 

私は、49才のとき、母を脳梗塞で亡くしましたが、母を看病しているときに、私自身はそれまで健康のことについて何も考えていないことに思いあたりました。そして、その折りに、健康のうちの食事について、真剣に考えてみようと思い、多くの書物を読む機会に恵まれました。そして、それは今でも続いています。その中で、私が得心することが、いくつかあります。それをここで触れてみたいと思います。

 

自然法則に従う

人間は自然の一部です。自然法則を無視しては生存することはできません。健康(食)を考えるとき、私は、「自然法則に順応」しているか、という点をつねに念頭に入れておきます。このことは大変大切なことだと思っています。

1.肉食(動物性タンパク質)は少なくする

2.健康のバロメーター(快便)

3.血液は弱アルカリ性を保つ

4.全体食(宇宙まるごと)

5.小食(1日2食)

6.よく噛む

 

肉食(動物性タンパク質)は少なくする

健康と食事-その1で肉食が何故健康によくないかを書いています。

 

健康のバロメーター(快便)

私達は、自分の体が健康体であるかどうかを、どういう方法で判断しているのでしょうか。なかには、毎日、体重を測定するとか、血圧を測るとかして、体調を気づかっている人もいるでしょうが、大抵の人は、とくに体の調子に悪いところがなければ、それでよしとして済ませているのではないでしょうか。そして病気になったときに慌てます。軽い症状のものであってすぐに治ればうっちゃりますが、重い病気となるとそこで真剣に考えます。しかし、転ばぬ先の杖です。日頃から健康のバロメーターをもっていれば、それに越したことはありません。

私の健康のバロメーターは大便です。便の通じがよいかどうか、便は健康体のものかどうか、ということです。どうやら、これがもっとも適切なバロメーターではないか、と思っています。人間にとって、排泄作用は、もっとも大切なものの一つです。便秘や下痢が続くようでは食物の消化が不十分であり、栄養分が体に行き渡らないだけでなく、毒素が生まれます。

 

以下は私の健康のバロメーターです。

1.通じは、理想的には1日1回はある。

2.便は以下の健康体のもの。

 

 

  健康体

  健康体でない

    色

  黄色味がやや強い黄褐色

  (黄色が理想)

  茶褐色~黒褐色

   臭い

  悪臭がない

  (トイレに臭いがこもらない)

  悪臭

    形

  直径2~3センチ

  小ぶりのバナナサイズ

  適度にやわらかい

  カチカチ便

 

血液を弱アルカリ性に保つ

 血液を弱アルカリ性に保つことは、健康のためにきわめて大切なことだと考えます。何故かといえば、弱アルカリ性でないと、血管の硬化を早からしめたり、血圧を高めたり、血液は粘度が高くなって細い毛細血管を流れづらくなったりするからです。

この考え方からすると、できるだけアルカリ食品を食べるようにして、酸性食品は少なめにします。アルカリ食品としては、青野菜をはじめとする野菜、果物、大豆、インゲン豆等の豆類、いも類、海藻類などがあります。酸性食品としては、牛、豚、鶏肉、白米、ビール、清酒、白砂糖などがあります。

酸塩基平衡論では、私達の血液のPHはつねに7.4前後の弱アルカリ性にコントロールされており、酸性食物によってPHの変動が起こるわけではないが、所定のPHを保とうとするため酸性化回避を行い、骨などからカルシウムやミネラルを取り出してしまうといいます。従って、この考え方でも酸性食品よりアルカリ食品が体によいということになります。

 

全体食(宇宙まるごと)

玄米(白米+胚芽、ヌカ)、野菜(皮・根・菜)

小魚(頭、内臓、尾、骨)、海藻(それ自体が全体)、黒砂糖

生きているものは、植物でも動物でも、全体としてはバランスがとれています。それが自然の理だと思います。だからそれらを丸ごと食べれば、わたしたちの体のバランスを失うことはないと思います。全体一体ではじめてバランスがとられています。

玄米はイネの茎の先端部分の穂に形成される籾から籾殻を取り去ったもので、イネ全体からすると部分食ですが、白米は玄米からビタミンやリノール酸などの有効成分の宝庫であるヌカと胚芽を取り除き、胚乳のみにしたものです。その意味からいえば玄米は全体食、白米は部分食となります。

野菜は、例えば大根やにんじんは根ばかりでなく葉もいっしょに食べて全体食となります。もちろん皮も含みます。

魚は、頭から尾まで骨も含めて1匹丸ごとで全体食です。この意味でいえば、イワシ、シシャモなどの小魚は全体食として食べることができます。サンマなどは骨を食べないのが普通ですが、それでも内臓丸ごと食べれば全体食に近いといえます。大きな魚は部分食となります。

豚肉、牛肉等も部分食です。海藻はそれ自体が全体食です。

実際の食事では、部分食を食べないわけにはいかないと思いますが、自然の理にかなった食材ということであれば、できるかぎり全体食を食べるようにする、全体食に近い食べ方をする、ということだと思います。

 

小食(1日2食)

小食が健康に欠かせないことは、大抵の本に載っていることですが、これは間違いのないことだと思っています。

胃腸は、食べ物を消化し、栄養分を吸収し、残りカスを便として排泄するわけですが、そのためには多量のエネルギーを使います。小腸は6~7m、大腸は1.6m、多量のエネルギーを使うのでくたびれてしまいます。ここが肝腎です。胃腸とくに腸には休養をとらせる必要があります。それなのに、多食では、胃腸が悲鳴をあげます。その結果、消化不良をおこしてしまいます。食物を完全燃焼し、カスを残さない、排泄をスムーズにおこなわせる、そのためには小食である必要があります。また完全燃焼するのであれば小食でも栄養は十分といえるのではないか、と思います。胃腸に元気で働いてもらい、その結果、食物をよく消化し、栄養分をよく吸収するためには小食が適切で理に適っているのではないか、と思います。

 

 よく噛む

よく噛むというのは、口の中に入れた食べ物が、形が全部なくなって、いつ飲み込むともなく飲み込まれる、ということをいいます。半がみ、半砕き、粗飲み込み、ではない。よく噛む、ということが大切なことは誰しもが理解しているところですが、何故大切かというと次の理由によります。

食べ物を口の中へ入れて、よく噛むと、唾が多く出ます。そして、食物の中で一番多いでんぷん質を、完全に溶解し、完全に消化してくれます。唾以外のものは、でんぷん質を溶解する力がありません。粗がみ、粗飲み込みで胃の中へ送られたものは、胃の中では唾が出ないので消化してくれません。唾は万病の薬といわれています。粗がみ、粗飲み込みでは、食物が未消化で発酵し(腐る)、ガスがたまる。腸の中が自家中毒性の状態になる。そして血液を不純血にする。

よく食物を噛んで食べると、少量の食事で多量な栄養分を受け入れることができます。粗がみ、粗飲み込みでは、多量の食べ物で少量の栄養しか摂取できないということになります。 

 

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