生きているだけで十分仕合わせだ

今まででハッとしたこと。驚いたこと。生きていくうえで確かなこと。私の息子(昭和60年生まれ)に是非伝えたいことを書いていきます.猫に小判か、みずみずしい類体験か。どうぞ後者でありますように。

健康と食事 その1  肉食は体に悪いのか - その理由を明確にする

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その1 肉食は体に悪いのか - その理由を明確にする

その2 便秘は病気 健康の1番のバロメーターは快便

その3 果物と野菜を多く食べる 血液は弱アルカリ性がベスト

その4 これでわかる健康によい食べ物と悪い食べ物の総マトメ

その5 青汁、肉少食、少食、よく噛む - 私の実践法

 

父のこと

父は、島根県松江市酒類の卸売りやサイダー・ラムネの製造販売等を行っていました。当時、事業は手広く行われ、隆盛していました。しかし、父は53才で突然帰らぬ人となりました。私が高校2年のときです。死因は心筋梗塞でした。

何故、父は若くして亡くなったのか、今おもえば、心当りのあることが二つあります。それは、ひとつは強いストレスで、もうひとつは肉食です。

 

強いストレス

父は母によくこぼしていたそうです。「明日、目が覚めなければよい・・・」。

会社は、代金の支払いや受取りなどに手形を使っていたということです。手形決済ですので代金の支払期日を何ヵ月か先に延長することができます。この点、資金繰りにメリットがありますが、手形の支払期日に、期日どおり支払われないと「手形が不渡り」になり、銀行の取引停止処分を受け、事実上の倒産となります。支払期日に支払って手形を落とす(決済)ことが、事業を続けていくうえでは必須条件となります。

母によれば、手形を落とすまでのゆとりは、資金繰りが楽なときで、せいぜい1週間だったということですから、毎日、毎日が手形の決済に追われていた、ということになります。そのストレスは尋常ではありません。毎日、毎日が、それこそ針のむしろに座る気持ちだったと想像されます。

 

肉食

父は糖尿病を患っていました。会社兼自宅の近くにあった、かかりつけの医院から、看護婦がよくインシュリンの注射を打ちに自宅にやってきていました。医者が米は炭水化物で糖尿病によくないというので、父はある時から米を食べなくなりました。

父の夕食の主食は、米のかわりに、肉や魚です。たまに、七輪でわかさぎを焼いて食べているところを見ましたが、もっぱら食卓にのるのは豚肉と牛肉でした。ステーキが多かったのですが、これを油いためばかりでなく、七輪で焼いたり、母はいろいろ工夫して料理して作っていました。

当時、私は、肉にありつけるのは1年に数回しかありませんでしたので、父の食事が羨ましかったことを覚えていますが、父はいつも白飯が食べたい白飯が食べたいと言っていました。

父の食事は、亡くなる前の、相当長い間、肉食がメインでした。それも豚肉と牛肉です。

 

肉(動物性タンパク質)について

肉(動物性タンパク質)はなぜ体に悪いのか、その理由がはっきり書かれたものがなく、書かれてあっても私には理解できませんでしたが、偉大な思想家中村天風氏の本に比較的解りやすく書かれていましたので、それを以下に引用します(「いつまでも若々しく生きる」、「練身抄」)。中村天風氏(明治9年~昭和43年 92才没)は、日本初のヨーガ行者で、天風会を創始し必身統一法を広めた方で、原敬東郷平八郎双葉山等々、数多くの門下がいます。

脊椎動物は、肉食動物と草食動物と果食動物と混食動物の4通りがあるが、人間は果食動物である。人類の祖先(猿人)は木にぶらさがっていて、木の果物だけを食べていた形跡があり、4百万年前に、地上におりて立ち二つの足で歩くようになった。」

「あなた方も、果物を食べなさい、と言いたいけれども、この日本では、金がかかってしょうがない。だから、でき得るだけ動物性のタンパク質を食わないようにしたほうがいい」

「絶対に四つ足のけだものの肉は食わないこと。2本足はいいかと、鶏ばかり食っててもいけない。余計に食ってはいけない。魚でも赤身の魚は余計に食べないこと。白身の魚はいいが、それもドッサリ食べてはいけない」

「おおむね、植物食7に対し、肉食3の割合が理想。年齢別にいうと40才までは5:5、40才から60才までは7(植物食):3(肉食)、70才から80才までが8:2、80才からは10:0にした方がよい」

「どんな肉でも、第3期の腐敗期に入って毒素がうんとあるのを食べている。」

 

動物性タンパク質が多量だと体に悪い理由

「タンパク質は、あえて人間ばかりでなく、およそ生命を持っている生物の肉体を組織する成分の中で、一番大事な物質で、これが結局、細胞の主体をなしている。細胞は、タンパク質からできているといっても言い過ぎでない。正確には、そうではないけれど、ほとんど大部分がタンパク質によって形成されているといっていい状態といえる。肺臓でも心臓でも、すべての器官は、人間が眠っているときでも間断なく働いている。働いていると、働きにともなうのが、消耗である。そうすると消耗を補い償う必要が出てくる、この役目を果すためにタンパク質が多量に要求される。タンパク質がなかったら、人間の細胞は1分1秒といえども生きていかれない。」

「しかし、タンパク質は上記のように肉体に与える効用がある反面、取り入れすぎると恐ろしい害毒を生ずる。」

「タンパク質が消化される際に生ずる副産物に尿酸という酸がある。必要な尿酸は、体の命を保つ働きを行うとアルカリ性の血液に溶解されて排泄器官に運び出され、或いは尿となり、或いは汗等となり、体外に排泄されるが、動物性のタンパク質を食べると、この尿酸の分量が増えてしまい、分量が度を過ぎてしまうと、それが体外に排出されない。出ないどころか、血液が極度に酸性化し、血管の中で尿酸が一種のニカワのような状態になって沈殿してしまう。」

「その結果、血液はきたないドロドロな、循環を悪くする厄介千万なものになる。すると抹消動脈は小さい血管ですからみんなふさがり、いわゆる動脈硬化という状態になる。これが一番おっかない。」

「もう一つは、動物性タンパク質には、動物それ自身の細胞の中に存在するプトマイントキシンという、獣には必要な酵素でも、人間には不要な毒素が入っていて、それが細胞の生活能力に直接的によくない結果を及ぼす。」

「また動物性タンパク質を取り入れる人は、弱アルカリ性でならなきゃならない血液の中に、尿酸という酸がまざり、そうすると、細胞の病的刺激に対する抵抗力が非常に弱くなる。」 

 

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30年来、私は朝食にはパンに絹こし黒胡麻と蜂蜜をつけて食べています。

著名な漢方医学者であった大塚敬節氏の食事からヒントを得て。