私達は、人の評判を全く気にしないで生きてゆけません。
もっとも、人の評判を気にしてばかりいて右往左往するのは論外ですが、自分が人からよく思われないことが続いたりすると考え込んでしまいます。
しかし、誰からも好かれるなんて出来っこありません。
そうしたときに、どうしたらよいのでしょうか。
目次
1.いい人とはどんな人
「あの人はいい人だ」ということをよく耳にします。いい人であれば、人からよく思われない、ということはなくなります。
いい人だ、いい人だと巷で言われるのは、一体どういう人のことを指すのでしょうか。
じっくり考えてみました。
どうやら、いい人だと言われているのは、いい人だと言った人にとって都合の良い人のことのように思われます。
Aにとって都合が良い、言い方を変えれば組し易い人、Bにとっても、Cにとっても組し易い人、そういう人をいい人だと言っているように思います。
A、Bにとって組し易くても、Cにとって組みにくければ、評価が分れ、いい人でなくなります。
2.いい人の特徴
このように誰にも組し易い人は、人の話をよく聞いて頷いてくれる人です。我を通すことはなく、常に相手の立場になって考えてくれる人です。
おとなしい人で、自己主張をあまりしない人が多いといえます。
常に人の話を肯定的に聞いてくれると、誰しも心地がよく、その人を悪くは思いません。いい人だと言います。
3.いい人の一側面
もっとも、いい人は誰しもが付き合いやすいのですが、何となく物足りないともいえますし、人にいいように使われやすい側面があります。
4.自分の評判をよくするためには、いい人になってみるのも一考
私達はいくつかのコミュニティに属して生活していますが、どのコミュニティでも、みんなから受けがよいなんて出来ない相談です。万人に好かれるなんて出来っこありません。しかし、いい人は所属しているコミュニティでよく収まっています。
自分が人からよく思われないことが続いたら、ときに、いい人になって活路を開くのも一考です。
例えばおとなしくして、自己主張は極力しない、自己主張するとしてもおだやかに主張する、とか。